クーラーと上手に付き合う

からだ屋本舗

2013年07月20日 13:34





温度差があなたを狙っている


冷房の効いた部屋に入った瞬間は

外気との差が大きければ大きいほど気持ち

のいいものですが、実は身体にとっては

この暖冷の差が負担になる。

私たちの身体は、外にいる間は暑さに対応

するために毛穴を開き、熱を放出しやすい

状態に保たれている。

冷房の効いた部屋に入っても身体はすぐに態勢を

切り替えることができない。

本来なら熱を放出する必要のない環境で

熱を放出することになるのです。

環境の異変に気づいた自律神経はあわてて態勢

を切り替える。

これを1日何度も繰り返せば自律神経にかなり

負担がかかることになるのです。

それがひどくなると冷や汗、めまい、頭痛、

食欲不振を引き起こすことになるので夏バテ

とも言われています。


男性と女性ではクーラーの効きが違う!?




このような症状はどちらかと言えば

女性の方に多く見られるのです。


なぜなら女性の方が男性より冷えに弱いからです

体温は内臓や筋肉の活動で作られるのだが

一般的に女性の方が男性より筋肉が約1割~2割少ない為。

このため男性と同じように熱を作ることができないのです。

つまり女性は一度冷えると、もとの体温に戻すのに男性よりも

時間がかかることになる。

さらに、夏でもスーツの男性と比べて

女性はシャツとスカートの薄着


スーツ着用の男性の快適温度は20度と言われているが

女性にとっての快適温度は28度。

なんと8度もの差があるのです。


省エネのための空調温度は、28度。

スーツ着用の男性には正直なところ暑く感じる温度だ。

冷房対策と言えば女性がするものという考えを捨て

健康のためにも男性も薄着することで、クーラーに頼らず

涼しく過ごすことを考えてみてはどうだろうか。



でも男性は暑がりで難いかな・・・

クーラーに頼らず、清涼感を味わう

クーラーに頼らず過ごす方法としては

環境から見なおすのも良い方法である。

例えば、カーテンは、暑苦しく感じる色合いから

青や白など涼しさを感じる色合いに変えてはどうだろうか。

日除けに簾などを利用するのも良い。

これは、クーラーをかけた時にも、効き目が違うので

省エネにも効果的な方法といえる。

食に関しても、冷たい物ばかり飲んだり、食べたりすると

胃腸を弱めてしまうので、容器から涼しさを

演出するのもおすすめ。例えば、あたたかい緑茶も

ガラスのコップを利用すると涼しく見えてしまう。

また、冷たいおしぼりを冷蔵庫に常備しておくと

外から帰ったときに、暑さでほてった身体をスッキリさせるなど

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