体温調節2

からだ屋本舗

2013年07月18日 12:29



昨日に引き続き体温調節についてです。


何故に体温計が42度までしかない理由



私たちの体は平熱に保たれているわけですが

この平熱にも個人差がある。

概して女性の方が男性よりも体温の

低い人が多く35度の女性もいる。

また熱に強い人もいれば弱い人もいます。


私GODも時々熱がでるんですが熱には弱いほうです。

38度もあれば寝込みます。


普通、平熱と言われるのは35~36.5度ぐらい。

しかし健康であってもいつも体温が一定というわけではない。

朝方より夕方の方が体温が高くなるし興奮すれば

アドレナリンが分泌されて体温が高くなる。

だから平熱が高い人は、強い緊張にさらされることで

アドレナリンがつねに分泌されている可能性が高い。

発熱とされるのは37度以上。

体温が1度上昇すると13%代謝が増加し発汗、倦怠感

という症状が出る。

気温が1度上がるのと違って、体温が1度上がるのは

かなり人体に負担がかかると言うわけだ。

ところで体温計をよく見ると目盛りは

35度から42度までしかない。

これはヒトの体を構成するタンパク質の

性質と大きな関係がある。

タンパク質は熱で凝固する性質がある。

この凝固の温度が42度以上。

つまり42度以上熱が出てしまったら

ヒトは生命を維持することが不可能になる。

では逆に低温にはどれだけ耐えられるのか。

医療の現場では35度以下を低体温といい体温を上げる

ための処置が必要になる。

低体温になると意識の混濁や脈が激しくなるなど様々な

症状が現れる。そして20度で心臓が停止してしまうのです。

こんなにも体温って大切なんです


明日はクーラーと体温について


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